波瀾万丈宮川の My Flower Story 第3章-43

 第3章 花屋修業時代苦悩編 

     43回  [謝罪]

「2~3年は、葬儀の花店で働いてくれないと‥」

って、先生に言われた私でしたが、

取敢えず、今すぐには辞められない事と
こちらが閉まっても、転勤しなければならなくなった事をお伝えしました。

 

なので、申し訳ないけれども
葬儀の花店には行けなくなった旨を伝えたのですが‥

 

やはり、先生から出てくる言葉は

「困る」

「2~3年は行ってもらわないと‥」

という言葉でした。

かなり、重い気持ちで電話を切りました。

 

 

そして、次のお休みの日に

先生のお店に行ったのでした。

 

店内に入ると、従業員さんと先生の奥さんがいらして

「先生は?」と聞くと

別室に居ると教えられ

お部屋に伺いました。

 

 

先生はパソコンに向かってらっしゃいました。

 

「先生、この度は本当に申し訳ありませんでした。」

「折角、ご紹介して頂きましたのに‥」

「すいませんでした。」

「本当に、すいませんでした。」

 

私が幾度声を掛けても、

先生はパソコンに向かったままで、こちらを向いては下さいませんでした。

 

 

再度、詫びの言葉を言い、

最後に

持ってきた手土産をテーブルに置いて

失礼したのでした。

 

 

 

最後の最後まで、

先生は私の方を見る事はありませんでした。

     <つづく>

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先生を大変怒らせてしまった今回の出来事でした。

先生と相対していた時の事は良く覚えているのですが、

この時の、帰りの自分の気持ちは、
どんな風だったかは、さっぱり思い出せません。

もし、既に面接も終わり、
先方様と勤務のお約束をしてしまっていたのなら、

大阪店には行かなかったでしょう。

ですが、まだ面接にも伺っていなかったので、
先生には申し訳なかったですけれども、
お断りしてしまったのでした。

この時、葬儀の花店へ行っていたら
今どうなっているのでしょうか?

自分の意思で、大阪の花店を選んだ私でしたが、

ここでも沢山のドラマが待っているのでした。。。

 

【宮川の提言】

「謝る時には、決して言い訳をしてはいけません。」

この時の事を振り返って考えてみましたが、
「しょうがなかった」事だと思います。

・店が閉まる事になり、先生に相談に行った事→別に悪くないよね

・「葬儀の花店だけれども2~3ヶ月働きにいかないか? 1度面接に行ってくれ」 と言われ承知した事 → これも取り立てて悪かったとは思わない。

・大阪店で働くと決めた事 → ここで初めて、先生に対して迷惑が掛かるのに‥  という考えが出てくるのですが‥

・先生にお電話で先ず連絡し、謝罪に伺った事 → しょうがない、自分なりにはキチンと言い訳をせず、謝る事が出来たと思います。

人生にはこんな事が幾度となく、訪れると思います。
自分で判断し、行動した事は後悔はしていません。
但し、ご迷惑を掛けてしまった方々にはキチンと謝罪する事が大切だと思います。
その時に、「決して言い訳をしてはいけません。」

だって‥ とか、○○のせいで‥ とか、思っていても、口に出してはいけないのです。

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