国家検定1級 2年コース カリキュラム概要
無駄な練習と花材費を減らし、確実な合格力を育てる2年間
1級の実技試験は、花材費だけでも大きな負担になります。
だからこそ、当コースでは最初からすべてを生花で繰り返し練習するようなことはしません。
「花材を使わずに身につけられる技術」と「花材を使って練習すべき技術」を分け、2年間かけて段階的に学びます。「必要なところに必要なだけ花材を使う」ことで、できるだけ無駄な費用をかけずに、本番で通用する技術とスピードを身につけます。
【1年目】技術とスピードの「土台」を作る
1年目は、いきなり全課題を広く触るのではなく、日常の業務では身につきにくい
「1級特有の技術(枠・ワイヤリング・テーピング・コサージ・ブーケ)」を徹底的に習得します。
■ 1年目で大切にしている「5つの柱」
- ✅ 道具や花材の置き場所を決める(迷わない環境を作る)
- ✅ 正しい動きのマスター(正しい動きを体に覚えさせる)
- ✅ 100点を目指さない(合格できる完成度を知る)
- ✅ 「理由」を思考する(考える力を育てる)
- ✅ 学ぶ力を底上げする(成長できる人になる)
■ 1年目の学習ステップ
前半:10月〜3月
特殊技術の習得
学科の基礎固めをしながら、実技では「枠の制作」と「コサージ」に取り組みます。
正しい手順と資材処理を徹底的に体に覚え込ませます。
中盤:4月〜5月
造花を使ったブーケ手順マスター
あえて造花を使用し、ブーケの形や組み方、バック処理やリボンワークといった
基本手順を焦らず確実に身につけます。
後半:6月〜9月
生花での実践と修了テスト
生花での制作へ移行し、茎の扱いなどを学びながらブーケとコサージを組み合わせます。
9月には1年間の成果を本番形式で確認する修了テストを行います。
【2年目】本番に対応できる「総合力」を身につける
2年目は、1年目で身につけた基礎技術を土台に、課題1「枠の花束」、課題2「アレンジメント」、
課題3「ブーケ・コサージ」の全課題に取り組みます。
生花を使った本格的な制作を通して、最終的に「1級を時間内に、安定して完成させられる人」を
目指す総仕上げの1年間です。
■ 焦らず確実な「タイム計測」の工夫
ただストップウォッチを回して焦らせるような指導はしません。
最初は「枠」「そうじ(下処理)」「花入れ」と作業工程を分けて、それぞれの時間を計測します。
1つずつ区切り、次の作業に移る前に一度深呼吸をしてから始めるなど、
着実にスピードアップできる仕組みを取り入れています。
2月からは工程を分断せずに通して計測し、徐々に本番の制限時間に近づけていきます。
■ 2年目の学習ステップ
10月〜1月
手順を「覚える」
1年目の内容に加え、新たに課題2(アレンジメント)がスタート。まずはすべての形と正しい制作手順を頭と体に定着させます。
2月〜5月
「時間内に作る」スピード強化
工程を分断せずに通しで制作する訓練を開始します。
毎回タイムを細かく計測・記録し、本番の制限時間内に確実に収めるスピードを養います。
6月
「試験形式で試す」模擬試験
本番同様のタイムスケジュールで全課題を通しで制作する模擬試験を実施。
本番に必要な技術・スピード・対応力を総合的に確認します。
7月
「仕上がりを確認する」最終試験
最後の総仕上げとして最終試験を行います。試験当日にどんな花材が出ても、焦らず100%の力を出し切れる安定した実力を完成させます。
💡 より詳しい検討資料をご希望の方へ
各課題の具体的な目標タイムや、細かな添削スケジュールなどを記載した
「2年間カリキュラム詳細資料(PDF)」
をご用意しております。
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